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よいではまいか

日日と感覚と琵琶が

はかたのしお

白い服が着たい。
近ごろ、ことにそう感じる。

空がきりもないほど青く、明るく、風はそれとなくやわらかい、そんな日が続いているからでしょうか。

冷たい雨の日には、黒い服をまといがちである。
化粧も極力しなくなる。
そうして、ほの暗い水に潜む、深海魚の気持ちになる。


いつか、奄美シマ唄の歌い手・唄者朝崎郁恵さんが、舞台上で白い衣装をまとっていた。
たしか奄美における神事に関わりのある衣装だったようにきいたけれど、詳しいことはわからない。不勉強です。
ただなんだかわからないなりに、あれはすごいものだと、感じた。
発光して、会場の空気が、じわじわ、清められているようであった。
もちろん朝崎さんの圧倒的存在感やその唄声がそうさせていたのもあるでしょうが、あれがもし、色の暗い服だったら響き方がぜんぜん違うんだろうなあ。


あまりおしゃれに頓着しないわたしは、まえまえから日常の制服を設定しようかなと思いつつあったのですが(マンガのキャラみたいに)、白いワンピース、3着くらい買って毎日着てようかな。



もりや
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